●原水禁世界大会開かれる
「核兵器のない平和で公正な世界を」 県から48人の代表団
●宝達志水町町議選に小島昌治さん
●井上参院議員、上口元自民党県連幹事長と懇談
上口氏「9条はダイヤモンド」
●各地で原爆と人間展
●ダイオキシン対策 「ごみ焼却施設総点検を」
大気汚染測定実行委と新婦人の会県本部が県に申し入れ
●「米軍受け入れの小松市長にレッドカードを
県議選にかける思い 市村健治さん
●浅井あいさん一周忌を記念して 特別人権講座
●浅井あいさん 一周忌法要しめやかに
●県原水協結成50周年 10/8に安斉育郎氏迎えて講演会
○「新石川」2006年8月13日号
●原水禁世界大会開かれる
「核兵器のない平和で公正な世界を」 県から48人の代表団
「核兵器のない平和で公正な世界を」をメインテーマに「原水爆禁止2006年世界大会・広島は4日から6日、同長崎は8、9の両日開かれました。
ことしは、被爆60年を迎えた昨年の大会成功を機に高まった核兵器廃絶のための行動と共同を国内外でさらに高め、国際政治を核兵器廃絶の「実行」へと動かしていく大会をめざしました。
石川県からは48人が参加しました。その半分は青年です。
参加した青年は、「被爆者の声は人々の心を動かし、反核・平和の大きな流れを創っていることを実感した」。またある青年は、「原爆症認定裁判勝訴の報告に会場総立ちで拍手をおくられたのを見て感激した」と語っていました。
世界大会参加に先立って、県代表団の壮行会が2日、石川勤医協会館で開かれました。
安保破棄県実行委員会の柴原和美氏の「米軍再編問題と小松基地への訓練移転」の講演を聞いたあと、代表から、「いま、平和のためになにができるか考えたい」「高校生たちが被爆の実相をDVDを見て学び、千羽鶴を折って参加する」などの報告がありました。
昨年の世界大会に参加した青年を中心に活動する「9peace」(青年九条の会)の青年たちの活動紹介と決意表明がありました。
原爆症認定全員勝訴の報告に7,300人が総立ちになり拍手を送りました 8/4広島市
日本共産党能登地区委員会は2日、12月に予想される宝達志水町議選(定数14)に小島昌治さん=現、党能登地区常任委員=を立候補させると発表しました。小島さんは現在4期目。
押水、志雄両町が合併して1年5カ月。小島、岩池ひとし両町議は「サービスは高く、負担は低く」の「合併公約」を守り抜くために全力をあげました。旧押水町の国保税引き上げストップ、旧志雄町は1世帯平均23,000円引き下げ、子どもの医療費を小学校3年生まで無料に、などの成果をあげています。
小島さんは、「新宝達志水町議会に住民の利益第一≠ナがんばる日本共産党の議員が1人は必要です」と訴えています。
●宝達志水町町議選に小島昌治さん
●井上参院議員、上口元自民党県連幹事長と懇談
上口氏「9条はダイヤモンド」
日本共産党の井上さとし参院議員が7月28日、加賀市の山中温泉観光協会の上口昌徳会長と懇談しました。尾西洋子県議、西村祐士・党加南地区委員長が同席しました。
上口氏は元自民党石川県連幹事長、元県議会議長。ことし3月、48人いる「九条の会・石川ネット」呼びかけ人の1人となりました。5月3日には同ネット主催の「輝け9条!許すな改憲!5・3石川県民集会」で、親せき9人のうち2人のいとこ以外、みな行方不明となった福井空襲(45年7月)の悲惨な戦争体験を語り、参加者に感動を与えました。
井上氏が上口氏の話で、「戦争が終ったとき、憲法の中にダイヤモンドのように埋め込まれた9条を私たちは文句なく受け入れてきた」というくだりを取り上げ、「9条は日本だけでなく世界の宝物」と述べると、上口氏は「スイスの友人夫妻に会ったとき、『日本人だけ持ったダイヤモンドをなぜ捨てるのか』と問われた」ことを話しました。
「『野に直言なき国家は滅びる』、少数派がこの危機の時代を正しい方向へ切り開くのです」の言葉についても、「われわれ野党にとっての励ましのことば」と井上氏が述べると、上口氏は県議時代を振り返り、「私は20年間、1期ごとに自分の財産を切り売りして選挙を自前でたたかった。金をもらうと、もらった人に直言できなくなる」と語りました。
上口氏は、「弱肉強食」の小泉「構造改革」について、「こわい流れ」と述べ、「成功する人は米俵の中の1粒」「富の再分配が必要だ」と語りました。
上口さん(左)と憲法への熱い思いを語り合う(右側向こう側から)井上、尾西、西村の各氏 7/28、加賀市
●各地で原爆と人間展
ことしも県内各地で原水爆禁止運動が展開されました。
1日、石川県庁19階展望台ロビーで昨年に続いて原爆と人間展が開かれました。主催は県原爆被災者友の会、県青年団協議会、県生活協同組合連合会、原水爆禁止県民会議、原水爆禁止県協議会、核戦争を防止する石川医師の会の6団体からなる「反核・平和おりづる市民のつどい」。
会場には広島、長崎の被爆の実相を伝える写真パネルが展示されています。津幡町の女性は、「悲惨、それ以外に言葉がない」と感想を語りました。
1日の開会式では、谷岡房江・県原爆被災者友の会会長、大森定嗣・県原水協代表理事、尾西洋子・日本共産党県議、林正男・県健康福祉部次長があいさつしました。
原爆と人間展は市民団体や行政当局主催で、金沢、小松、加賀、白山の各市や津幡町などでも開かれました。
6日、9日、15日、金沢市の等願寺では毎年、恒例の平和の鐘つきがおこなわれました。
●ダイオキシン対策 「ごみ焼却施設総点検を」
大気汚染測定実行委と新婦人の会県本部が県に申し入れ
大気汚染一斉測定石川県実行委員会(山中尚史委員長)と新婦人の会石川県本部(橋本千佳子会長)は2日、加賀市のごみ処理施設での焼却炉排気フイルター破損事故に関して、谷本正憲知事に3項目のダイオキシン対策を申し入れました。山中、橋本両氏ら4人が申し入れ、日本共産党の尾西洋子県議が同席しました。
加賀市は7月10日、市環境美化センターの1号炉排気フイルター(長さ約5.5b、直径15.5a)384本のうち1本で約5aの亀裂がみつかったと発表しました。
申し入れ書は、@県内すべてのごみ焼却施設の総点検と必要な改善を指導する A指導体制を整備する Bごみの減量化をいっそう積極的にとりくむ、を要求しました。
向峠日出男・県廃棄物対策課長は、「フイルターを5年に1度交換するようにマニュアルに明記するよう文書で指導した」などと答えました。
●「米軍受け入れの小松市長にレッドカードを
県議選にかける思い 市村健治さん
小泉内閣の5年間、口を開けば「痛みの先に明日がある」と言い続けてきました。医療の大改悪、増税、規制緩和など国民への負担ばかり。「明日がある」どころか、今日の生活もままならない状況です。
7月24日に秋田市で、生活保護の申請を門前払いされた男性が抗議の自殺をしたことに衝撃を受けました。国民には激痛をおしつけ、米軍には3兆円を差し出す―これが小泉首相の5年間です。
米軍再編で小松基地にも米軍が来る―この問題で日本共産党と民主団体は、「米軍来るな。これ以上の騒音はゴメン」という一致点で署名行動にとりくみ、集会・デモ行進を行ないました。
西村市長は、市民の気持ちを聞いて態度を決めたいと表明。デモ行進でもこの態度を貫いてほしいと「西村市長ガンバレ」とエールを送りました。ところが市長は、一部の町内会長の意見を聞いただけで、ОKの返事。この間民主団体の面会の申し入れには1回も応じることはありませんでした。こんな市長にはレッドカードです。
米軍戦闘機の訓練移転を食い止め県民の安全と平和を守るためにがんばります。来年の参議院選挙での勝利、その前哨戦の県議選で、市民の声を県政に届けるため、全力をあげて活動したい。
●浅井あいさん一周忌を記念して 特別人権講座
石川憲法会議が毎月3日に開いている「市民に開かれた憲法講座」(パート14)は3日、金沢市の県生涯学習センターで開かれました。
同日は、金沢市出身でハンセン病国賠訴訟原告団の一員としてたたかい続けた元患者の浅井あいさんが85歳で亡くなった一周年に当たり、特別人権講座としてハンセン病支援・ともに生きる石川の会と共催になりました。
日弁連法務研究財団のハンセン病問題に関する検証会議・検討会委員長をつとめた井上英夫・金沢大学法学部教授が「ハンセン病の歴史と今後の課題」をテーマに講演しました。
井上教授は、「国家が『らい予防法』という法律で、患者に対する偏見を植え付けた。法律廃止後も偏見だけでなく差別がなくなっていない」「浅井さんは政治意識、人権意識の強い人だった。浅井さんがやり残したことを引き受けていかなければならない」と述べました。 浅井さんが住んでいた「栗生楽泉園」のある群馬県草津町では、同園を人権保障の場として、町づくりの中心にすえる取り組みがすすんでいることを紹介しました。
●浅井あいさん 一周忌法要しめやかに
金沢市出身で群馬県草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」に住み、ハンセン病国賠訴訟をたたかい続け、05年8月3日、85歳で亡くなった元患者の浅井あいさんの一周忌法要が3日、金沢市営奥卯辰山墓地公園で営まれました。ハンセン病支援・ともに生きる石川の会主催。
群馬県から浅井さんを30年間世話してきた後藤由美子さんもかけつけ挨拶しました。
木村吉伸会長があいさつの中で、石川県が浅井さんの写真集「浅井あい―その日その時」43冊を買い取り、県内のすべての図書館に備えたことを明らかにしました。
参加者は鳥越順丸・等願寺住職の読経が流れる中、焼香しました。
浅井あいさんの碑前で挨拶する後藤ゆみ子さん 8/3金沢市奥卯辰山墓地
●県原水協結成50周年 10/8に安斉育郎氏迎えて講演会
ことし、原水爆禁止石川県協議会(石川原水協)は結成50周年を迎えます。その記念行事として10月8日午後2時から県教育会館3階ホールで、安斎育郎・立命館大学国際平和ミュージアム館長の講演会が開かれます。県原水協を中心とする実行委員会が主催。
安斎氏は、「憲法をまもり、核兵器のない世界へ」と題して講演します。
県内各地で核兵器廃絶の運動をすすめる団体からの報告、県原水協50年のあゆみの紹介も予定されています。
実行委員会では、「多くの人に参加してほしい」と訴えています。